書道教室に通う時に生徒として考えたい先生を選ぶポイント

これから書道を始めたいと思っている方が書道教室を選ぶポイントは何でしょう。

お月謝ですか?

出来るだけ安い教室を見つけようとしていませんか?

自宅や会社、または駅から近い教室など立地条件も大事ですが、それだけで選んでいませんか

下見や体験ももしないで書道教室を決めてしまってはいませんか?

では生徒が選ぶべき先生のポイントは何でしょう。

スポンサーリンク
shodou-shihanレクタングル大

手書きのお手本

生徒さんが沢山居るとお手本を書くのも一苦労です。

生徒さんによって上達も違いますし、習いたい事も違います。

生徒さん一人一人に合わせたお手本を手書きするのは生徒さんが思っているよりもずっと時間も手間も掛かる作業です。

先生の中にはコピーの手本を出す先生も居ます。

特に実入りの少ないカルチャー教室などでは腕前に関わらず生徒さん全員が同じお手本、しかもコピーと云う先生も多くいますが手書きのお手本はやはり線の雰囲気や筆脈の見え方が違います。

書道教室を見学に行ったら手書きのお手本が貰えるのか先生に聞いてみるといいでしょう。

書道展で好きな書風を見つける

書道界には数えきれない程の社中があり、書風も様々あります。

書道を習いたいと思ったら先ず書道展に出向いて様々な書を観て自分好みの書を見つける事は後々のために大事な事です。

書道展で自分好みの書を見つけたら、その社中の先生のお教室に通います。

一般の方には殆ど知られていませんが書道界は漢字と仮名に分かれています。

社中自体が漢字の社中と仮名の社中とがあります。

漢字の社中でも仮名のお稽古は出来ますが先生のご専門は漢字になります。

同じように仮名の社中でも漢字の指導をしてくれますが、やはり先生のご専門は仮名になります。

いずれ自分も漢字か仮名か、どちらかが専門になると考えた方が良いです。

書道の公募展に作品を出品する際は社中によって漢字か仮名かが決まってしまいますので自分が漢字をやりたいのか仮名をやりたいのかも先生を選ぶポイントになります。

立地条件もやっぱり大事

書道教室の立地条件も良いに越したことはないです。

お稽古場所は自宅の近くや会社の帰りに寄れる、または駅やバス停の近くなど交通の便が良い場所を選びましょう。

書道は長い年月を掛けてお稽古するものですから自分の住む場所が変わる事もあります。

いくら良い先生を見つけてもあまりにも不便な場所にあると足が遠のいてしまい長くお稽古を続けられません。

まとめ

生徒が先生を選ぶポイントとしては自分の書の好みを見つける事で漠然としていた先生を選ぶ範囲がぐっと絞られます。

そして書道教室は必ず体験や見学をして先生や教室の雰囲気と共にお手本は手書きしてくれる先生なのかを確認する事をお勧めします。

生徒さん達の様子もよく見ておきましょう。

書友として助け合ったり、励ましあう仲間になるのです。

書道教室に足を運ぶことで交通の便も分かり長く通える場所なのかも判断出来ます。

スポンサーリンク
shodou-shihanレクタングル大
shodou-shihanレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする