書道の師範を取得するなら勉強するべき3つの事

書道の師範と言うのは所属社中や団体によって基準もレベルも様々なのですが、普通の人にはそんな事はあまり知られていません。

子供同士の会話でも違う競書で学んでいるにもかかわらず『私、お習字2級』とか『僕は2段だよ』と自慢し合っています。

子供の自慢話は可愛いものですが芸能人もテレビなどで『書道初段です』と話される方を見ると少し『痛い』です。

書道界をよく知らない人にとっては師範は取り敢えず凄いのですから師範取得を目指すなら最低限勉強するべき3つの事です。

スポンサーリンク
shodou-shihanレクタングル大

古典を勉強するべき

どこの社中であっても、漢字でも仮名でも古典をそっくりに真似をする臨書と言う書道の練習法があります。

いくら前衛的で芸術的な社中であっても臨書を疎かにするような社中はありません。

書道は臨書に始まり臨書で終わると言う先生もいらっしゃいます。

書道教室の先生からいただくお手本を練習するだけではなく、この古典の臨書をなるべくたくさん勉強するべきです。

書道史を勉強するべき

日本の書道は中国から渡って来た文字です。

日本独自の発達を遂げた仮名書やカタカナも元々は漢字から出来たものです。

ですから中国や日本の能書家や古典名、古筆名、時代がある程度は分かっている必要があると思います。

中国書道史を勉強し文字の変遷や日本書道史で古筆の臨書と合わせて勉強するべきだと思います。

常用漢字の書き順を勉強するべき

漢字には元々書き順なんてありません。

ですから篆書、隷書はもとより行書や草書でも楷書とは全く異なる書き順で書くことが多くあります。

また同じ行書や草書の文字でも前後の文字などの関係から、違う書き順で書くことも多々あるのです。

それは行書や草書が篆書や隷書から発展したものであって楷書の成立は最期だからなのです。

書き順が決められたのは更にずっと後で漢字を学び易くするために決められたのです。

しかし、そんな事を言っても子供達には通用しませんし、学校のテストでも書き順が度々出題されます。

ですから指導者は学校に通う子供にはもちろんですが、未就学児であっても子供達には学校で勉強する常用漢字の書き順をきちんと教えなければなりません。

長く書道をしていると書き順が疎かになってしまいがちなのですが指導者は常用漢字の書き順で書き示さなければ子供が混乱してしまいます。

書き順があやふやな時は調べてから教える事が大切です。

また子供達と一緒に書き順を調べると子供達の記憶にも残り易いですね。

大人に行書、草書を教える時にも誤解のないように漢字の発達などを踏まえた講義をする事も必要になります。

まとめ

師範を取得して何年も経つ先生も取得したばかりの先生も習う側からは関係ありません。

先生になってから困る事のないように、書道の師範を目指すのなら勉強するべき3つの事をお忘れなく。

スポンサーリンク
shodou-shihanレクタングル大
shodou-shihanレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする