書道師範には高校生でもなれる?

昨今は数多な資格が増えましたね。

ありとあらゆる事に資格があるように感じます。

資格流行りとでも言うのでしょうか?

とは言っても進学のため、就職のため、夢見る将来のためにも取れる資格は取っておいて損はないと思います。

書道師範は古くから存在し、馴染みのある資格かと思います。

子供の頃からお習字を習い、級や段位も上位にある高校生やその保護者の方々は進学や将来の就職を少しでも有利に進めたいと書道師範の取得を考えた事はありませんか?

小学生から何年も書道教室に通っているから師範の資格なら自分でも簡単に取れるのではとないか思いませんか?

それでは書道師範に高校生でもなれるのでしょうか?

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高校生までと一般では違う判定級位

ある競書誌は書道で有名な書道科がある大学が発行しています。

高校生までを教育部とし、それ以上が専門部とに分けられています。

提出課題も違い高校生までは漢字は半紙作品で多くは行書、楷書になり仮名書は中文字程度の作品の提出となります。

専門部では篆書、隷書、行書、草書、楷書の五体から選ぶようになり仮名書に加え調和体の課題もあります。

また専門部では半紙作品の他に条幅作品の課題もあります。

このように級位にも差があり教育部では最上位級でも年齢が上がり一般専門部へ移行すると最上位級ではなくなります。

他の社中でも同じような形態をとることが多く見受けられます。

いくら上手でも高校生では師範資格が取れないの?

でも大人顔負けの滅茶苦茶上手な高校生っていますよね。

それでも師範にはなれないのでしょうか?

これも社中に依って違うのようなのですが高校生でも師範になれる方法があります。

高校生としてではなく一般、成人として競書課題を提出して一定以上の級位になれば師範認定試験の受験資格を得ることができます。

もちろん試験に合格すれば師範になれるのです。

また社中に依っては師範に年齢制限を全く設けていない社中もありますので腕に覚えのある高校生で師範になりたい人は調べてみる価値があるとおもいます。

師範は人に教える事ができると言う証

高校生でも師範になる方法がある事は判りました。

しかしながら師範と言うのは人に教える事のできると言う証です。

例え履歴書を飾るためだけに取得するのであっても人に教える事が前提である事を踏まえておくべきでしょう。

技量だけではなく書道史や教えるための引出しを身に付けていなければ自分が恥をかくだけでなく社中全体が低く見られる事になってしまいます。

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