書道の師範を出来るだけ低コストで取得するには

書道に限らず茶道や華道など習い事はとかくお金がかかるものです。

それでも出来るだけお金を掛けない低コストで書道師範を取得したいと思うのが人情です。

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2年で師範取得

一般的な書道教室では師範を取得するまでには7?10年位かかると言われていますが中には初心者から師範の取得まで2年と謳っている書道教室もあります。

2年の師範取得コースを選択し、卒業すれば師範認定試験でも技術審査は免除され書道に関する論文を提出することで師範を取得出来ます。

一般的な書道教室に7?10年通い続ける事を考えると費用的にも時間的にも低コストと言えます。

しかし技術的にはどうなのでしょうか?

少し疑問が残るところです。

師範と云う名称が欲しいだけの方にはかなり低コストで良いかもしれませんね。

一般的には

師範資格を出来るだけ低コストで取得するには出来るだけ早く書道の腕前、技術をあげて師範取得までの年月を短縮する事でしょうか。

一般的に師範の資格を取得するには団体の競書課題を提出する事で昇級し、一定級位に達すると師範の認定試験を受験出来るようになります。

団体によっては飛び級もあります。

書道の技術をあげるには指導力のある先生について熱心にお稽古を重ねるしかないと思います。

書道界では日展などの書道の公募展での入選や各賞の受賞回数が重要です。

入選回数によって理事や常任理事など幹事になるので名刺やプロフィールには〇〇書法展常任理事などと記されています。

しかし、そう言った先生のお稽古はお月謝も間違いなく高く、月に2回のお稽古でも8000円?15000円のお月謝が普通です。

書道初心者の頃ならそんなに偉い先生では無くても指導力のある先生を探して指導を受けられれば低コストに繋がります。

書道は基本的にお金がかかります

『弘法は筆を選ばず』と云う諺がありますが本当は空海はとても筆の良し悪しにこだわったと言われています。

実際に筆も紙も墨でも高価な物が良いのでは無く、良い物は高価です。

師範取得を目指す頃には半紙だけでは無く条幅やそれ以上の大きなサイズの紙にも書かなければなりません。

条幅の紙は安くても一枚50円位します。

一発で完璧な書が書けるわけはなく、何十枚も時には100枚書いたうちのたった一枚だけが清書になるのですから紙代は本当に馬鹿に出来ません。

また一般的に漢字の社中は仮名社中と比べて師匠へのお礼などが派手と言われています。

しかし仮名は仮名書用に華やかな模様や手の込んだ加工を施した紙を料紙と言い、普通の紙よりもかなり高価です。

仮名書は綺麗な料紙に流麗な仮名文字が書かれているのが大きな魅力のひとつなので削れないコストです。

まとめ

師範の資格を低コストで取得したい気持ちは理解できますが書道は基本的にお金がかかりますのである程度は覚悟してください。

しかし先生へのお礼や作品制作でもなるべく負担を軽くという社中もありますので書道を習い始める前に色々と調べることが無駄な出費を抑えた低コストに繋がると思います。

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