書道の師範に合格したら?お礼は?相場はどれくらい?

書道の師範になるためには、流派によっても多少の違いはありますが、認定試験を受験して合格することが必要です。

通常の資格試験に、受験料が必要なことは当然のことですが、書道界には一般的な常識とは違う慣習が、いまだに残っています。

師範に合格するまでには、指導してくれる先生と一対一での指導ではなく、何人もの生徒の一人として指導を、書道教室などで受けます。

書道の師範に合格した時には、その指導をしてくれた先生に対して、お礼のお金が必要です。

書道の流派や団体によって、お礼の金額には違いがあり、金額が決まっていないことも、師範に合格した人を悩ませる原因にもなっています。

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書道の師範に合格した時に渡すお礼は?

書道の師範に合格した時に渡すお礼は、お免状代と呼ばれるものと指導してくれた先生に対して、お手本代と称するお礼を包む慣習があります。

これらのお礼には、決められた金額がなく、もらう側の先生に聞いたとしても、明確な金額を提示されることはありません。

いかにも、古き日本の悪しき慣習ともいえるお礼という存在ですが、書道界では常識といえ、師範となったあとの活動への支障を考慮すれば、書道界の必要悪ともいえる存在です。

しかしながら、長い期間の努力の結果として取得できた書道の師範という資格に、指導してくれた先生に対してお礼という金額で表現することを無理強いされるものではなく、流派によっては、変化がみられます。

書道の師範に合格した際に、指導してくれた先生へのお礼には、それまでの指導への感謝の意味が込められたものであり、金額的に高額である必要はありません。

指導してくれた先生へのお礼は、どの程度?

指導してくれた先生へのお礼は、どの程度の金額が必要か、悩まされるものだと思います。

個人的には、私の母が数十年前ですが、書道の師範の資格を取得した際には、師範の免許状の交付のための必要金額と、指導してくれた師範へのお礼には、約一万円程度を包んでいたような記憶があります。

指導してくれた師範代へのお礼には、師範免許取得のためのお手本などを準備してもらったり、通常の稽古以外の雑務をこなしてもらうため、それらへの感謝と敬意を込めたものであり、数千円から一万円程度で十分だと思います。

この金額には、所属する書道の流派や団体の慣習によっても、かなりの違いがありますので、周囲の師範合格者に相談してみることで、相場がわかると思います。

書道の師範の合格にともなうお礼とは?

書道の師範の合格には、試験を受験するための受験料に加え、受験合格後には、指導してくれた師範代へのお礼が必要です。

師範代へのお礼は、強制的に支払うべきものでなく、試験合格のために尽力してくれた師範代への感謝を示すもので、常識的な範囲での数千円の金額で十分と考えます。

書道の流派や団体によっても、お礼については慣習的なものが多く、周囲の師範の合格経験者に相談して、所属する流派や団体での相場を知ることが、無駄なトラブルを避けることにもつながります。

個人的には、この書道界のお礼という習慣には、日本の悪習とも感じていますが、指導してくれる師範代との人間関係によっても捉え方は、人それぞれに違うものです。

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