書道の先生の収入ってどれくらい?

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念願の書道師範資格を取得した暁には書道で収入を得たいと思いませんか?

何年もかけて得た、せっかくの資格ですから少しでも収入に結びつけたいと誰しもが思う事です。

では書道の先生の収入っていったいどれくらいなのでしょうか?

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自宅をお稽古場として書道教室

書道教室のお月謝としては中学生までの子供の場合は週に一回のお稽古で月額3000円~5000円が相場です。

高校生以上の大人の場合は週一回のお稽古で4000円~8000円のお月謝が多いと思います。

紙や墨汁など多少の経費は掛かりますが自宅での開業の場合、家賃や施設利用料が無いのお月謝×人数が月額定額がそのまま収入となります。

昇級、昇段試験や書初めなどの特別なお稽古では別途の指導料やお手本代を頂くのが一般的なので、それが定額外の収入です。

カルチャー教室での収入

カルチャー教室では生徒さんを募集する宣伝広告全て主催者側が行ない、お稽古場所も提供してくれます。

その代わりに生徒さんが支払う一人あたりの講習代金の3?4割程度しか講師の収入になりません。

主催者側との契約時に講師の取り分を何割と決めます。

例えば講師の取り分が3割だとします。

講習代金が1回あたり2000円だとすると3割の700円×生徒数×講習回数が講師の収入になります。

また交通費もその中に含まれる事もありますので実際の収入は更に少ないのが実情です。

自宅でお手本を書くなどの下準備を考えるとあまり割の良い仕事とは言えません。

作品提供

書家としてテレビなどで活躍されている方は作品提供が主な収入なのでしょうが一般的な普通の書道教室の先生でも依頼される事があります。

作品ではなく目録の代筆や賞状書きも収入になりますが最近はパソコンの普及で依頼は少なくなりました。

公募展出品作品の指導

生徒さんが書道の公募展へ出品する場合はお月謝とは別にお手本代と指導料を頂きます。

お手本代は概ね一枚3000円~5000円が相場と思われます。

指導料は所属社中によってまちまちです。

この指導は講師自らが日展や各種公募展での入選以上の経験がある実力者である事が絶対条件になりますので師範と取りたてでは該当しない収入になります。

まとめ

サラリーマンと言えども企業や業種によって収入はまちまちなように書道の先生も生徒さんの人数、住んでいる地域やその他の条件でまちまちなのは当たり前です。

しかし書道の収入だけで生活が出来るような先生はごく一部の人だけと思って間違いありません。

それだけ競争も厳しい世界でもあり、お金も掛かります。

それでも書道は年齢に関係無く生涯続ける事が出来る趣味であり仕事でもあります。

書道で収入を得るにはは自己研鑽が不可欠です。

収入は自分が書道という趣味を続けるための一助と考えるのが良いと思います。

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